静岡県遺言書協会とは

静岡県遺言書協会とは

(ホームページリニューアルのご挨拶)

 本会は法務関係士業者により平成24年(2012年)に創設されました。
設立の動機となったのは、当時、私が民法968条(自筆証書遺言)の良さに覚醒したことによります。つまり私は、この法律に定められた方式によれば、何ら専門家をわずらわすことなく市民が簡単に遺言を書き残すことが出来、それによって相続による争いの多くを回避することができるのではないかという想いから始まりました。「せっかくこのような素晴らしい法律があるのに、どうして遺言が普及されていないのだろうか」“街の法律家”を自称している行政書士として私は不思議でなりませんでした。これからはもっともっと自筆遺言書を普及させるべきではないか。そのような強い想いから、私は士業者の仲間を募り、遺言書普及のための静岡県遺言書協会を設立した次第です。
 やがて、静岡市内の市民交流施設を中心に自筆遺言書作成のためのセミナーが開催されるようになりました。
また、(株)ミーツ出版より「らくらく遺言」の著書が出版され、判り易い遺言の解説書として多くの県民に読まれました。
 しかし現在、遺言書を実際に作っておこうと行動に移す人はまだまだ少数で、試しに作ってみたからこれでどうでしょうと言って相談に来られた方の、遺言案文を拝見すると、他人が見ると誰に何を贈るのかはっきりしていない文章であったり、遺贈という文言が適切に使えてなかったりと、不完全なものがとても多いのが現実です。
そこで、私たちは、遺言の案文を作ってあげたり、全文を代書する方式をお勧めすることを中心に遺言書の普及をはかることにしました。代書方式は正式には「秘密証書遺言」といわれていて、民法970条で定められていますが、公証役場での確認が必要であったり、証人が必要であったりと、多少面倒なので、多くの専門家はこの方式を嫌い、その結果ほとんど市民に知られていない状態なのです。しかし、専門家が代書してくれれば自筆方式よりは内容に不備がなく、公正証書遺言のように戸籍謄本や印鑑証明書、不動産の登記謄本などの書類をそろえて準備し、公証人が作成するまでにひと月近くもかかるような不便さはありません。
当会では、今後、この代書方式を中心に市民の皆様に遺言書づくりをお勧めし、自筆で作りたい方には、案文を考えて作ってあげる活動を進めることにしました。これらはすべて有料で、専門家としての知識や技術に対する正当な報酬をいただきたいと思います。無料相談は専門的な内容でない、一般的な助言の範囲についてのみ対応させていただきます。
さらに、
もっと多くの市民が遺言書の作成を行えるようになるためには、まずは市民が身近な家族の終活対策を本気で検討していただくことから啓蒙しなくてはならないと考え、終活関連事業を展開している専門業者が提携し合う、「終活交流センター静岡」が組織されるようになり、現在の活動に至っております。
 私たち静岡県遺言書協会は終活と言われる高齢者対策の中にあって、親しく市民に寄り添う街の法律家として、争いを予防するための遺言書作成、その他法律の活用による安寧な社会づくりに貢献したいと強く願っていますので、どうか、何時でもお気軽にお声かけいただき、このホームページ閲覧を端緒に、我々の専門的知見を遠慮なくご活用いただきますよう、お願い申し上げます。
 平成30年(2018年)9月
    静岡県遺言書協会 理事長 佐々木 悠次

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