百歳長寿の迎え方

終活と言われて久しいですね。しかし、この言葉が嫌いだという声をよく耳にします。「なんか、死ぬ準備みたい」「夢もちぼーもない」「暗い気持ちにさせられる」・・・・

そこで、私たちは考えました。「100歳長寿の迎え方」なんてどうだろう?「いいね」「いいね」ということで、終活を言い改め「百歳長寿の迎え方」としました。これならこれからの時代に対応して、明るく生きてゆく方法を考えることだとして、前向きになれるのではありませんか?いねえ。これで行きましょう!「百歳長寿の迎え方」!

ちなみに、これから30年後、世の中、随分変わりそうじゃないですか。ドローン自動車が空を飛ぶ!ロボット兵器が大進歩し、光線銃が実用化。まるでターミネーターの世界に。人類は火星に移住始める!癌が撲滅? 老化防止剤の利用で寿命革命?若返り薬を使ったら80歳出産!AIの普及で仕事がなくなる? 海外旅行は自宅で疑似体験。外国人労働者が沢山日本で働く。孤独老人世帯が急増。東南海大地震で日本は半身不随になり世界の最貧国に転落か・・・天災のない海底都市が出現、介護保険が破綻し、社会保障のために増税される?・・・・いいことも悪いこともどんどん変わるでしょうね。

そんな将来の世の中で、老人はどうやって元気出して生きてゆけるのでしょうか?今から何か心がけたり、対策を先回りしておかなくて大丈夫かな?とりあえず、何を考えたらいい? そうですね。これからの新しい時代に合うような生き方を一緒に考えてみませんか。そんなことで、これから私たちがいろいろ意見を書き、提案などもさせていただきたいと思いますので、お付き合いいただければありがたいと思います。

住まいはこのままでいいの?

一般的な住宅は30年で時代遅れになっています。先日の台風の時に、我が家は築10年余の気密住宅なので風の音もなく、なんら損傷もありませんでしたが、30年前に建てられた住宅では、サッシがペアガラスじゃないので外の音が気になるし、屋根のスレートも少しはがれて雨漏りしたとか言ってました。住宅の性能の進歩は実に日進月歩で、古い家は大地震に耐えられそうもありません。今年85歳と83歳の老夫婦の家も、築50年くらい経つらしいので、大地震が来たら中の人間は圧死するかもしれません。私は、老夫婦に、今の家ではなく、鉄骨のアパートに引っ越しを勧めたのですが、老夫婦は変わろうとしません。「地震で死んだら死んだでいいよ」というのです。ほんとにそれでいいのでしょうか?将来に何の期待も楽しみも希望もなく、時間の流れに身を任せ、面白くもない毎日を繰り返してゆく。そんな長生きなどしたくありません。

百歳長寿を楽しむ・・・変わってゆく時代を楽しむ。古くて危うく不便な家から、思い切って駅前のマンションに引っ越してみる!そこはなんて快適なんだ!きっとそう思いますよ。人の住まいは30年周期で変わるのが理想的ではないでしょうか?蓄えた資金はそういう新しい人生のために投資してこそ生きるのではないでしょうか。体は老化していっても気持ちは若々しくありたいものです。「家が一生の宝だ」なんていう考え方は時代遅れではないでしょうか?

私たちの会には、40年以上の実績を持つ不動産業者もおり、連携している終活交流センター静岡には、リフォームや建築業者もおりますので、老後の資金計画も含めて最善のプランを紹介できるように体制を整えておりますから、何なりと遠慮なくご相談していただけるとありがたいです。

【介  護】

自分はできるだけ介護される人間にならないよう、健康管理に十分留意して長生きしたいと考え行動しているつもりですが、行く末はどうなるかはわかりませんね。何らかの障害で、介護していただかなくては困るようになったら、どこの施設にお世話になったら良いのでしょうか。そのためには、普段から近所や、知り合いのいる介護施設に足を運んで、介護の現場や、経営者の考え方など、時間をかけてよくよく下調べをしておきたいもです。

介護施設も経営者がお金儲けのためにやっているところもあれば、福祉的使命感でやっているところもあり、両者は雰囲気でよくわかります。従業員や施設長が生き生き働いているところや、きつい顔つきでキチキチやっているところなど、何度か訪問すれば自然と判断できます。どこが自分に合いそうな施設か、今のうちから自分の足で探しておくべきだと思いますね。決してどこの施設もみな同じではないのです。

自宅介護は大変ですよ。大家族制度のころは、ひいお婆さんの介護は、みんなが分担して自然に行われていましたね。床に就いているひいお婆さんのそばには、その嫁婆さんが縫物でもしながら見守っていて、食事の支度はそのまた下の嫁さんが行い、洗濯や掃除は若い子が受持ち、買い物や用足しは男の子などがやったりと、共同体としてうまく機能していました。しかし、今の時代は違います。例えば長男のお嫁さん一人が必死で何もかもやらなくちゃならない。お嫁さんがいない家庭は息子がやっている。息子も高齢者だから老々介護の状態です。介護する人は疲労困憊ですよ。だから、自宅介護などとぜいたくは言ってられないのです。施設に入っていただく方が皆のためなのです。

政府は、介護保険が既に破綻状態になっているので、自宅介護を奨励したり、無意味な治療を続けないで医療費を抑制しようとしていますが、福祉を抑制すれば選挙で負けるのはわかってますから、国民の顔色を見ながら及び腰で綱渡り財政を続けています。国民の世論が変化し、政治が進歩してくれば、北欧のような福祉国家の実現もありうるでしょうが、果たしてそれは何時のことやら・・・何か日本は福祉の底なし沼に入って行ってるような感じがしますが、皆さんはいかがですか?

当会と連携している終活交流センター静岡には、こうした介護の実際にとても詳しいコンサルタントや有料介護事業所の社長もおり、ご相談いただければホントに詳しく、いろんな介護施設の選び方や、施設の上手な利用法などもアドバイスしてもらえます。ぜひ、一度、電話予約して、静岡市鷹匠町のクラッセ会場へお出かけください。

尊厳死宣言

私の病が不治のものであり、すでに死が迫っている場合には、単なる延命治療はお断りします」という、これが尊厳死宣言の中心です。自分は人間としての尊厳を捨ててまで長生きさせられたくない、どうか医療関係者の皆さん、親族の皆さん、私の願いをしっかり聞き届けて、余分な治療を施さないでください。自分の最後はきれいに閉じさせてください。

こうした宣言をリビング・ウィルとも言います。生前に効力を発効させる遺言という意味です。医療関係者はこの宣言書があれば、本人の意思に従った治療ができるので、大安心なのです。これがなければ、親族の意向により治療するしかないので、後で裁判にでもされると困るのですが、そうかといって医者の一存で治療をやめるわけにもいかないので、ホントに困るようです。

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スエーデンでは、自力で食事の嚥下ができなくなれば、寿命はそれまでなんだというのが、国民のコンセンサスとなっているそうです。人生への未練はなかなか断ち切れないでしょうが、死はどんな人にも必ず訪れるものですから、早くから死期を予測して計画的な人生を送りたいものですね。

静岡県遺言書協会では、各会員の事務所が尊厳死宣言書を作成します。お気軽にご相談ください。思い立ったが吉日ですから。

後見人をつけてもらう

後見人というのは、判断力がない人に代わって、法律行為を代理する人です。未成年者後見人と成年後見人があります。成年後見はさらに、あらかじめ元気なうちから自分で選んで後見人になってもらう人と契約しておく、任意後見人制度と、そういう契約した人はいないから、家庭裁判所から後見人をつけてもらう、法定後見制度があります。

判断力があるかないかは医者の診断書で判断されます。中程度以上の認知症なら、判断力はないものと判定されます。

任意後見人に選ばれやすい人は、家族です。後見人は何ができるのかというと、簡単に言えば、本人の不動産権利証や実印と通帳、証券、カードなどを本人から預かり、本人のためにいろんな契約をしたり、支払いをしたりするのです。無差別に何でもできるというわけではなく、あらかじめ、委任する事項は決めておくことになります。この契約は公正証書で作成しなければ無効です。静岡県遺言書協会では公正証書作成のサポートをさせていただいております。

契約後、実際に後見を開始するためには、家庭裁判所に申立てをして、監督人を決めてもらわなければなりません。監督人には月額1万円以上は報酬として支払います。額は家裁が決定します。

賃貸物件や、事業収入のある人、資産家には必要な制度でしょう。普通の市民が介護施設に認知症の親を入居させる契約では、後見人が無くても家族が契約の代理をして入居しているようで、これは行政も黙認状態だそうです。ま、お金さえちゃんと支払えば、施設に入れてもらえるということですね。

後見制度の利用を検討している場合は、事前によく制度について勉強してください。家裁で手引きをもらって読むくらいは最低でも必要です。市販の解説本で市民向けの分かり易いものを探して勉強してください。そうしておかないと、家裁の指導の趣旨が理解できず、不平ばかり言うことになりかねません。成年後見の法律的問題はなかなか難しいところがありますから。

家族信託】

親が認知症になられたら、相続対策は、ストップです。相続対策に、家族信託は大変有効です。家族信託とは、認知症に不安のある親が、信頼できる子を受託者として、財産の管理を任せる仕組みです。

<前提条件>
・親御が、現在、判断能力がある
・家族が円満

ここで登場人物を整理すると、いろいろパターンはありますが、例えば、
〇親⇒ 委託者です。:財産の所有者 財産を預ける人
    親は受益者にもなれます:財産の運用・処分で利益を得る権利(受益権)を有します。
〇子⇒ 受託者:財産を預かり、管理・運用・処分する人です。

この方法で親が子に財産を預けて、子供の裁量で親の生活資金とかを賄ってもらい、場合によっては子の判断で親のために必要な財産処分もできるわけです。

?相続と何が違うのでしょうか?信託というのは親が子に財産を預けて運用させるのです。相続というのは預けるのではなくで財産を分け与えてしまうのです。だから信託は相続ではないのです。財産を子にあげる方法には相続ばかりではなく、生命保険金にして与えれば相続とは言わないのです。同じように分割相続しないで預けておくという便法もあるわけです。事業をしている場合や、不動産管理をしているとか、一団の施設や権益を代々引き継いでゆきたい場合に有効です。

実際にはいろんな信託方法がありますが、権利関係や税金対策、資産管理の仕方など、専門家の手助けが必要です。

なんの事業もしていない小市民でも信託を使えますが、そういう場合は委任契約で間に合うと思います。一時NHKで放送され、家族信託がもてはやされましたが、それほど利用されてないようです。

 【 死後の事務委任

これは、自分が死んだ後の葬儀や供養、財産整理や費用の清算などを、生前に誰かに委任しておく制度です。公正証書で契約します。配偶者がいない、子もいない、相続人は遠方に兄弟がいるけど、その兄弟もすでに他界しており、甥姪が相続人であるが、日ごろ付合いがないから顔も住所も知らない。こういう人の場合に死後の事務委任契約は役に立つでしょう。委任される人には報酬を支払うのが一般的です。死後の整理をして残った資産は相続人に清算書を添付して届けます。

最近の例ですが、介護施設で暮らしていた93歳の男性が、遺言書で友人にこれと同じ内容の遺贈をしました。この方の相続人は遠方の甥姪だけで、財産は預貯金が数百万円のみ。遺言では「私の全財産は友人の○○、(生年月日)住所○○に遺贈する。但し、○○は私の死後、葬儀と納骨及び供養を行うこと。この遺言の執行者を友人の○○に指定する」これを、施設まで公証人に出張してもらって公正証書遺言にしました。友人は同じ信仰の仲間だそうです。

この遺言のポイントは遺言執行者を指定したことです。遺言執行者が決められていれば、執行者に火葬埋葬の許可が発行されます。葬儀や供養はお金さえ払えばだれでも執行できます。預貯金の解約は執行者一人でできます。遺言ではこういう離れ業も出来ますよ。

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